危険な海の生物

 



分布
 九州・沖縄以南、太平洋、インド洋に広く生息しています。

特徴
体長1.2〜2mくらいまで成長します。
多くのウミヘビ類はコブラ類から進化したものと考えられており、その毒は強力な神経毒です。

被害に遭わないためには
 ・海中でむやみに触ったり、必要以上に近くに寄らない

口が小さいため、噛まれた記録は余り見当たらないようですが、それでも咬まれた場合は直ちに呼吸困難に陥り、数秒で死亡するほどです。

〈撮影場所:串本〉          Photo by Koshiro Kita

症状
 咬まれた跡が付き、数秒で筋肉が麻痺し 呼吸困難・心停止などに陥ります。

被害に遭ってしまったら(応急処置)
 直ちに、人工呼吸・心肺蘇生術を行います。
 呼吸・気道・循環に注意し、出来るだけ早く病院に運び医師の治療を受けてください
 
 人工呼吸・心肺蘇生術は医師・救急隊などに引き渡すまで休み無く実行してください。